さりげなさ

さりげなさ彼はお付き合いを始める前から「さりげなさ」を持っている人だと思っていました。
例えば、食事をしているときにお手洗いに立っている間にお会計を済ませておいてくれたり
私が疲れていると感じたときには、わざわざ車を取りにいって送ってくれたり。

それを、わざとらしくせずに何らかの理由をつけてやってくれるのです。

それは交際が始まってからも変りませんでした。
「今日は私が出すよ」といつもご馳走ばかりして貰っているのでそう言うと
彼は必ず安い店をチョイスしたり、
「家にあるもので作って欲しい」と言ったり。

黙ってお金を出そうとしてもその手を撥ね退けられてしまうのです。

どうして良いものかと少し申し訳ないような気持ちになっていた私ですが
私は彼に手紙を書くことにしました。
それならば彼は絶対に受け取ってくれますから(笑)

さりげなさをありがとう。私にもたまには、さりげなくさせてください
というような事を書いた記憶があります。

それからは時々、お茶などは私が出すようになりようやく彼に形としての愛情を
示すことが出来たと嬉しく感じました。

さりげない優しさって難しいと考えている人も多いとは思うのですが
逆に何も考えず「ただ好き」で動くことこそが、さりげなさなのかもしれません。

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